家にある「コップ」と「茶こし」で野菜が作れますよ、というお話しです。
下記の写真は、我が家の室内農園の様子です。3つのコップで日にちをずらしつつ、「かいわれ大根」を育てています。
目次
スプラウト野菜とは?
小さい頃、カイワレ大根を育てた事はありませんか?
よく使われるのは脱脂綿で、湿らせた脱脂綿に種を蒔き、発芽させる方法です。
発芽した新芽のことを「スプラウト」というのですが、スプラウトの状態で食べる野菜のことを「スプラウト野菜」といいます。このスプラウト野菜の種はホームセンターなどで沢山の種類のものが売られています。
など
育てるための環境は?
ホームセンターなどの植物の種コーナーに行くと、スプラウト野菜を育てるための【栽培容器】なるものが販売されていたりします。もちろん、amazonのようなネットショッピングでも、すぐに入手可能です。
脱脂綿とは異なり、ただのプラスチック製の網です。
なんか、自分でも作れそうだな、と思って、少し考えてみると…
- 水に浸しても腐食しにくい素材
- 網状
⇒「茶漉し」が使えそう。
で、100円ショップで茶漉しとコップを買ってきて、スプラウト野菜を育ててみたら、うまく収穫できました。失敗した事例もあるのでそれについては後日に書こうと思います。
スプラウト野菜の生育環境は暗所なので、蓋が必要です。植物の種を蒔いたら土を被せますよね。それを疑似体験させる為に蓋をして暗くするわけです。
育て方は?
茶漉しの上に種を置いて、網から少し上、種が半分漬かる程度の水を入れます。種は呼吸が必要なので水没させるのはNGです。
後は水を交換するまで放置で構わないのですが、蓋をするのを忘れずに。
【暗所・水・空気】の3つを揃えてあげれば、発芽に向けて活動を開始してくれます。
1日に2回程度、最低でも1回は水を交換します。1~2日くらいで発芽すると思います。
3cm程度まで育ったら蓋を外しても良いでしょう。葉が緑色になります。日光は不要です。蛍光灯の光でも1日数時間当てれば大丈夫です。
どんなスプラウト野菜を育てれば良いか迷う場合、お勧めなのはカイワレ大根とブロッコリースプラウトです。育てやすくて、美味しいです。
この2種類に関しては、真夏の暑さ/真冬の寒さにも負けず失敗したことがありません。1年中育て続けることができます。(地域差はあるかも。自分は関東在住です。)