tomyamaのブログ

日記・雑記。

Amazon Fire 7でポータブルな開発環境

Amazonが販売している「Fire 7」という小さいタブレット端末を持っています。

2019年に発売された第9世代のモデルで、今現在販売されている物より1世代前の製品です。

 

このタブレットKindle本を読んだりするのに丁度良いかな、と思って購入したのですが、買ってみたらあんまりそういう使い方はしていません。

 

使っている所感
  • 片手で持てる丁度よいサイズ感(7inchディスプレイ, 本体サイズ: 192 x 115 x 9.6mm)
  • Amazon Prime Videoを再生するのに充分な性能は、有りません。ダウンロード済みの動画でも再生するとカクカクするときが多々あります。ただし、Fire HD10も持っていたので、これは購入前から予想していた通り。
  • 電池の持ちはそんなに良くない。1日1回充電すれば問題ないレベル。でも基本的には、外に持ち出してガンガン動画を見るという使い方が出来る程の電池容量はありません。家で使う事を想定して作られていると思われます。
  • TermuxをインストールするとLinuxのターミナルでプログラムが書ける。Termuxだけなら、電池は2~3時間くらい持ちます。

 

自分が、この端末を愛してやまない理由は、一番最後に挙げているTermux環境です。

Termuxをインストールすると、perlスクリプトシェルスクリプト、clang Cコンパイラなどのプログラミングが出来るようになります。

今の世の中は、クラウドにソースファイルを置くことができるので、githubなどのリポジトリを使えば、プログラミングの続きを、出先でも簡単に出来てしまうのです。

Fire 7のディスプレイ解像度は、1024 x 600ドットなので、この端末で何時間もプログラムを書くのは流石に厳しいです。でも、常に携帯できるコンパクト性とギリギリ許せる視認性のバランスはとても良いと思います。

 

amazon Fire 7 ( 第9世代 ) と Bluetoothキーボード iclever IC-BK20

Fire 7 と Bluetoothキーボード

自分がFire 7と組み合わせて使っているキーボードは、折り畳み式のBluetooth接続のキーボードで、折り畳んだ時のサイズがほぼFire 7と同じです。このコンパクト性の高さで、プログラムに多用するキー(例えば「|(パイプ)」「~(チルダ)」など)が、一切犠牲になっていないところが素晴らしいのです。同社の更に小さいモデル(IC-BK08)も持っていますが、こちらは省略されているキーが多くてプログラミングには使えません。プログラミングに使える携帯キーボードであれば、こちらのIC-BK20の方を強くお勧めします。英語配列に馴染みが無い人でも、すぐに慣れると思うので試して欲しいです。

 

折り畳んで収納した際の様子 ( amazon Fire 7 ( 第9世代 ) と Bluetoothキーボード iclever IC-BK20 )

どちらも折り畳んでコンパクトに収納できる

 

↓Fire 7の現行モデルです。

 

↓携帯性に優れたキーボード、省略されているキーが見当たらない(英語配列