前回の続きの作業です。
前回↓
現在取り組んでいるメーターライトの作業では、電球をノーマルの仕様であるウェッジバルブ球からLEDに変更する予定です。ウェッジバルブ球には極性の違いがありませんが、LEDには極性があり、+と-を間違えて接続すると導通しません。
当初は、「自分しか使わないし触らないので、毎回気を付けて接続するようにすれば良いかな」と思っていたのですが、毎回確認しながら接続するのは面倒ですし、そもそもその仕様を忘れてしまう可能性もあるので、極性を入れ替える回路を追加する事にしました。
新しい回路図です。
簡易的ですが動作確認もしておきました。
入力の極性を入れ替えても、交流のプラス(+)電圧が出力される事が確認できました。
続けて次の作業です。
ウェッジバルブ球(T10)のソケットから電圧を取り出せるように、T10バルブの端子形状を計測・モデル化して、3Dプリントしてみました。
これで、メーターライトのLED化に関するパーツは全て揃いました。後ははんだ付け等の加工を施せば完成です。
現時点のパーツを仮組みして実車で動作確認をしてみました。
点灯に関しては問題ないのですが、取り付け位置と照射角度は試行錯誤が必要です。ちなみに、写真の点灯状態はNGです。LEDの光源が液晶画面に反射して視界に入ってしまっています。これはずっと見ていくことになるメーターとしてありえない仕様です。避けるべき問題として対応する必要があります。