今まで、六角穴付きのボルトを脱着する時、ショートビットとビットホルダーを好んで使っていました。ラチェットハンドルは1/4sq.です。携帯性重視の仕様です。
でも、この組み合わせだと、ちょっとだけ気に入らない点がありました。
ボルトを取り付けた際、工具をボルトから外す時に、ヘックスビットがボルトに持っていかれてしまうのです。
六角レンチは六角穴に食い込みやすく、また、ショートビット用のビットホルダーはビットを保持する力がとても弱いので、どうしてもこうなってしまいがちです。
ボルトに残されたビットは、手で簡単に外せます。つまり、問題は【ビットホルダーがビットを保持する力が弱過ぎる事】。
使っているヘックスビットはPB製がメインで、面接触のWera製のビットでも試してみたのですが、あんまり改善できず。
ビットホルダーも、Koken製(ボール保持)のをメインに、Tone製(クリップで保持)も試してみたのですが、こちらもあんまり改善できず。。
作業していて、「すごい困る」という程ではないのですが、毎度この状況になる度に、なんか気になってしまいます。「なんとかならんものか・・・」
家でしか使わないのであれば、ソケット一体型のものが良さげ。↓
↓Weraだと、ボールでボルトを保持できる製品も選択できます。
Weraのボルト保持機能(ボールで保持)が付いたソケットは、かなり良さげです。でもかなり値段が高い。使用頻度を考えると、この値段は厳しい。必要なサイズだけをバラ売りで購入した方が良いかも。
そもそも、ソケットタイプのヘキサゴンは便利そうなんですけど、持ち歩くには嵩張るのが難点です。
で、やっと本題ですが、あらためて【L型の六角レンチって便利だな】と。
クルクル回し易いし、必要なトルクをかけ易い(&かけ過ぎない)長さになっている。
ただ、L型六角レンチ一式を、1セット、フルで持ち歩くのは、嵩張るし重かったです。そこで、必要なサイズだけを運べるように、3Dプリンターで『ホルダー』を製作してみました。
↓3D Print可能なSTLデータなどは下記サイトに置きました。
とりあえず、4mm, 5mm, 6mm の3サイズをまとめられるようにしています。
使わないであろうサイズを省略しただけですが、重さが1/5以下になって快適です。体感で、ハッキリと判るくらいに軽くなりました。
今後、足りないサイズがあれば、またホルダーを造り直そうと思っています。
後日追記(2025-03-16)
ASAHI TOOLのカタログを見ていたら、【使いたいサイズだけを収納できるホルダー】が販売されているのを見つけました。今まで「どういう商品?」とスルーしていた商品でしたが、良く見てみたら、自分のニーズそのものを具現化した商品でした。旭さんのカタログ、各商品の機能が判りづらいんだよなぁ。。。。もったいない。。使用例として【ヘックスレンチを挿したホルダーの写真】でも載せておけば一目瞭然なのにー。
Amazonでも売っていました。普通に流通している商品みたいです。
以上