ここのところ、ずっとスマホホルダーの部品を製作しています。
今回は、前回に作成したパーツの加工と、新しいパーツを3Dプリントしました。
まずはパーツの加工からです。
樹脂の成型品で良くある爪の部分を作成します。3Dプリンターで爪のような取り付け方式はあまり使いたくないのですが、相手方のスマホホルダーがこうなっているので、やむなしです。
この爪をPLA素材で印刷するのは強度的にとても難しいです。以前に1度作って失敗しています。ですので、今回は金属(ネジの頭の部分)を使います。
ちなみに今現在使用している1台目のスマホホルダーは突貫工事を繰り返して作っていったので、スマホホルダーに穴を空けてネジ留めしています。
飛び出しているネジの先の部分は邪魔なので切り落とします。その際、摩擦熱でかなりの高温になるのですが、工作物(素材はPLA)に装着したままで切断できました。熱で溶けてぐらついたりはしていません。充填率100%の部材だったから?それとも意外とそんなに高温では無いのかも。100°以下くらいしかないのかも。
とにかく、これで爪の形状が完成です。後は「皿ネジと本体の接着」と「ネジの切断面に保護コーティング」を施せば完璧です。
次は新しいパーツを作成します。
前回のパーツを設計したときに今回のパーツの検討もおおよそ完了していたので、図を書くのは楽勝でした。
ただ、これを印刷するのに、とても時間がかかりました。開始してから12時間以上経過してやっと印刷完了です。