久しぶりにGoogleの「Chrome リモート デスクトップ」を使おうと思ったら、エラーが発生して起動できませんでした。
今までにも何度か発生した事があって、Webで事例を検索しながら対応していたのですが、何が原因なのかよく判りません。
はっきりしているのは、Chromeブラウザをアップデートしたタイミングで、復活したり、再発したりするという事だけです。
ちょっと調べてみたところ、原因と思われるものが判明したので書いておこうと思います。
目次
事象の再現方法
- Google Chrome リモート デスクトップの管理画面を開く
- リモート アクセスの設定
- 「オンにする」
- 「不明なエラー」と表示されて「オンライン」にできない
- 「オンにする」
行った対応
- サービス管理ツールを開く
- Win + R: 「ファイル名を指定して実行」
- 「services.msc」と入力して「OK」を押す
- 以下のサービスを確認
- レジストリ エディターを起動
- Win + R: 「ファイル名を指定して実行」
- 「regedit」と入力して「OK」を押す
- 「コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\」配下をバックアップしておく
- 以下のツリーを選択して、2つのデータを修正する
- コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\chromoting
- データ1「Description」
- データ2「ImagePath」
- "C:\Program Files (x86)\Google\Chrome Remote Desktop\106.0.5249.7\remoting_host.exe" --type=daemon --host-config="C:\ProgramData\Google\Chrome Remote Desktop\host.json"
↓
"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome Remote Desktop\106.0.5249.37\remoting_host.exe" --type=daemon --host-config="C:\ProgramData\Google\Chrome Remote Desktop\host.json"
- "C:\Program Files (x86)\Google\Chrome Remote Desktop\106.0.5249.7\remoting_host.exe" --type=daemon --host-config="C:\ProgramData\Google\Chrome Remote Desktop\host.json"
- レジストリ エディターを閉じる
- サービス管理ツールのウィンドウに戻って、「Chrome リモート デスクトップ サービス」のサービスを開始して、状態が実行中になる事を確認する
- 「事象の再現方法」を実行して、「オンライン」にできる事を確認