プラスドライバーを使う時、【押さえる】のと【回す】のを、両方の手に振り分けたいと思う時があります。軸を持っているほうの手で押さえ為に「空転するグリップがあれば便利そうだなぁ」と思い、3Dプリンターで作成してみました。
使ってみた結果、便利な場面は確かにあるのですが、邪魔な場面も多いという事が判りました。どうしても邪魔な時は、ゆっくりと引き抜けば外せるので、基本的にはいつも付けっぱなしで使っています。総じて便利です。多分、こんな部品はメーカーは作らない。超個人的なニーズでも満たしてくれる3Dプリンターは良い製品だと思います。
3Dプリンターで使えるSTLデータは下記↓のサイトに置いています。
自分が使っている3Dプリンターはお試しで買った1万強の激安品です。製品に期待していなかったのと、面倒くさそうというイメージがあり、買ってから1年間くらい箱から出さずに放置していました。でも使い始めてみたら、思いのほか楽しめています。そろそろ使い始めて1年経ちます。早い。
ちなみに、3Dプリンターは工夫を凝らさないとまともに使えない可能性が非常に高いです。必ず失敗を経験すると思います。何がだめだったのか？考えて解決する力が要求されます。家電レベルの3Dプリンターというものがいずれ現れるかもしれませんが、それまでは、恐らく多くの人が挫折（3Dプリンターの不良と結論付けて廃棄）するのではないかと想像します。ですので、3Dプリンターを購入する事は万人にはおススメできないです。
